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N0-4 角塚古墳
7世紀中頃に築かれた角塚古墳。造られた当時は、ピラミッドのような四角錐の形をしていたことが分かっています。大きさは、縦42m、横38mで、周囲には深い濠が巡っていました。内部の横穴式石室は全長 12mで、玄室と石室すべての天井に花崗岩が用いられています。構造は平塚古墳と同様に単室構造ですが、羨道と玄室の境が曖昧となっていて、より一体化が進んでいます。また、用いられる石材ひとつひとつがさらに大きくなるなど、同じ時期に畿内で造られた石室の特徴が多くみられます。